公開シンポジウム 北の大地の景観生態学―生物多様性・生態系サービスをめぐる挑戦―
場所: 酪農学園大学 学生ホール日時: 7/9(土) 14:00~17:00
タイトル: 北の大地の景観生態学―生物多様性・生態系サービスをめぐる挑戦―
趣旨
北海道は日本で最も高緯度に位置し自然度が高い独特の風土を有しますが、他地域と同様に土地開発・管理放棄・外来種による生物多様性問題をかかえています。さらに、将来の気候変動や人口減少によって、生態系サービスへの影響をいちはやく受けることが予想されます。
本シンポジウムでは北海道をフィールドに活躍する4名の講演者を迎え、生物多様性と生態系サービスの保全における多様な取り組みをご紹介いただきます。
講演者の皆様には、あえて課題を一つとりあげ、解決の糸口を示して頂きます。北の大地に迫りくる難題にも自由な発想で挑むすがたは、全国で研究・保全・普及活動に取り組む方々にも勇気を与えてくれることでしょう。
最後に、景観生態学会の幹部・若手を交え、今後、景観生態学会に期待される役割についても議論します。
プログラム
趣旨説明北海道大学 森本淳子
講演(14:10~16:20)
「札幌市版レッドリスト─普及啓発と希少種保全」
札幌市 畠山亜希子
「空間情報活用─オープンデータとフィールド調査」
酪農学園大学 金子正美
「野生動物管理─シカの管理とタンチョウの保全」
道総研・環境科学研究センター 宇野裕之
「グリーンインフラ─自然復元と地域産業」
北海道大学 中村太士
討論(16:30~17:00)
コーディネーター
酪農学園大学 吉田剛司
パネリスト
畠山亜希子、金子正美、宇野裕之、中村太士
若手WGより学生2名
(株)ドーコン 中村裕
森本淳子