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地域の自立的再生現状と問題現状の評価再生に向けた対策

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*対策案(右下表の)の候補地を、登大字を単位として描いた対策マップ例
情報整備調査チーム報告書より作成

丹沢レポートONLINEについて
再生の目標 多様な生きものが暮らし、山の恵みを受ける里の再生

再生にむけた対策

対策案

地域の自立的再生には、鳥獣被害などの問題を地域が一体となって解決し、人々の暮らし、なりわい、気持ちの面での里地里山への関わりを深めていき、山際の多様な価値を高めていく対策を講じていく必要があります。まず、野生動物被害問題対策では、野生動物との持続的な緊張的共生関係を再構築する総合的地域管理事業を進め、問題が集中し対策が遅れている場所などで地域主体でのモデル事業を展開することが考えられます。また、地域の自立的再生への支援対策では、里地里山の地域資源を活用した環境創造・管理型の農林業の活性化、自然資源、地域資源の活用、山際の積極的な活用を担う人達の定住環境づくり、人材育成・組織づくりなどの対策を進めていくことが考えられます。さらに、都市住民と交流する森林再生や里山エコツーリズムの推進による農林地の適正管理を進めて、この地帯特有の生きものの保全を図る対策の展開も必要です。