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自然公園の適正利用現状と問題現状の評価再生に向けた対策

+地図を拡大する  昭文社 山と高原地図、情報整備調査チーム報告書より作成

丹沢レポートONLINEについて

現状の評価

評価手法

中高年者で賑わう登山道

ここでの課題は、登山道などの施設の計画的整備、利用が集中し過剰利用のおそれがある山域、流域での適正利用にむけた啓発普及や県民参加による適正管理の推進などがあります。そこで、登山道および流域での過剰利用影響の大きさについて、パーソントリップ(登山者数)調査と、登山道沿いの植生退行度調査、登山道侵食度調査、ゴミ調査などの結果や流域にある施設数から評価しました。この結果、最も影響の大きな路線は、塔ノ岳から南に伸びる表尾根線および大山山頂から東に伸びる路線となりました。流域における影響では、檜洞丸から丹沢山、塔ノ岳、鍋割山を囲む流域、表尾根をはさむ流域、さらに大山の西側に位置する流域などが影響の大きい場所として抽出されました。