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外来種の防除現状と問題現状の評価再生に向けた対策

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*対策案(右下表の)が対象とする外来種の生息・分布域を示したマップ
丹沢大山自然環境総合調査報告書、生きもの再生調査チーム報告書より作成

丹沢レポートONLINEについて
再生の目標 丹沢および県内からの外来種の除去と侵入防止

再生にむけた対策

対策案

外来種の取扱いの規制と防除を目的とする「外来生物法」(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)が制定されました。外来生物法では、生態系などに影響が強く侵略的とされる生きものは特定外来生物*に指定されています。 今回の総合調査では、アライグマ、タイワンリス、カミツキガメ、ソウシチョウ、ガビチョウ、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルの8種の特定外来生物が丹沢大山で確認されました。また、セイタカアワダチソウやハルジオンなど、植物でも多くの要注意外来生物* が丹沢山地に侵入していることが判明しました。 「外来生物法」によって飼養や放流が厳しく規制されている外来種のみならず、これからの丹沢大山にとって、注意しておくべき外来種は多くいます。 これら外来種を発見した際には適切な対応が実行できるような行政的な仕組みを作り、登山客や地元住民と連携しながら、外来種を積極的に防除していく必要があります。