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かけがえのない丹沢山地

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神奈川県の水源保全地域
かながわ水源環境保全・再生施策大綱より作成

神奈川県最高峰の蛭ケ岳(1673m)

丹沢山地は神奈川県内の北西部に位置し、県土面積の約6分の1を占める40,000ha余りの一大山塊です。
丹沢山地は、都心からわずか50kmほどしか離れていないにもかかわらず、ブナやモミの原生林、ニホンカモシカやツキノワグマなどの大型野生動物、多くの滝を擁する深い渓谷など、豊かな自然が数多く残されている場所です。以前から国民に親しまれてきたこの自然を後世に引き継ぐため、丹沢大山国定公園(1965年)と県立丹沢大山自然公園(1960年)に指定され、さらに国定公園区域のうち、稜線部などの約1,800haは特別保護地区として動植物が厳重に保護されています。
この丹沢山地の豊かな自然は、農林業や災害防止を通じて地域社会の支えとなっています。また、神奈川県の水源地域であるこの山地は、2007年度から始まる水源環境保全・再生施策の中核的な地域として重要な役割が期待されています。