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ブナ林の再生

+地図を拡大する   環境省自然環境情報GIS、情報整備調査チーム報告書より作成

丹沢レポートONLINEについて

丹沢大山地域における現状と問題

丹沢山付近におけるブナ林の枯死

評価手法

ブナ林の衰退・消失の危険性は、現在生育している高木への影響と、次世代を担う若木への影響の両面から評価しました。高木への影響は、調査から推定されたオゾン濃度が高くなりやすい場所、ブナハバチの大発生が観察された場所などを総合して、便宜的に3段階で評価を試みました。一方、若木への影響は、シカが過密化し影響が強まる可能性がある場所から判定しました。そして、高木と若木の両方に影響の大きな場所を最も危険性が高い場所と判定しました。この結果、丹沢山地の主稜線部に位置する檜洞丸、丹沢山や、最近衰退が目立つ鍋割山周辺に加えて、シカが過密化した場所も高いランクに判定されました。